自分の人生と向き合うきっかけをくれた場所

私は新卒で入社した会社を10ヶ月で辞めてから、ずっと「もう二度と会社員にはなりたくない」と思って生きてきました。

「縛られた場所と時間の中で働くこと」「上司からの評価でしか変わらない給料」「1日8時間、週休2日って誰が決めたんだろう」
そんなふうに、働き方そのものにずっと反発心を持っていました。

働きたい時に働いて、休みたい時に休む。好きな場所で、好きな人と仕事をする。それが自分らしい生き方だと思っていました。

だから嚴さんと将来のお話をした時も、最初に伝えたのは「社員になるのだけは嫌です。自由がいいです。」という言葉でした。

あの時は本気でそう思っていました。でも今振り返ると、その考えの中には“自由”だけじゃなく、“逃げ”もあったんじゃないかなと思います。

誰かに評価されること。挑戦して失敗すること。自分の弱さを認めること。やりたくないことにも向き合わないといけないこと。
私はそういう苦しいことから逃げながら、「自分らしく生きたい」「成長したい」と、どこか都合よく考えていました。

だからこそ、創業者である嚴さんから「社員にならないか」と声をかけていただいた時も、すぐには答えを出せませんでした。上司のみなさんにもたくさん時間を使っていただき、何度もお話をさせていただきました。
そしてある時、「あとは覚悟だけだ」そう言われて、ハッとした自分がいました。

今までの私は、環境や働き方の問題だと思っていました。でも本当は、“どう生きるか”に覚悟を持てていなかっただけなのかもしれません。
そして私は初めて、“自分の人生にちゃんと向き合う覚悟”について考えました。

今までは、「自由」という言葉を理由に、自分の弱さから目を逸らしていたのかもしれません。
でも、本当に成長したいなら、弱さと向き合わないといけない。逃げずに挑戦しないと、今以上の自分にはなれない。
そう思い、正社員になる決断をしました。

正式に入社して4ヶ月。たった数ヶ月ですが、たくさん挑戦するチャンスをいただき、たくさんの感情を味わいました。

自分の未熟さに気づいて、悔しくて涙が止まらなかった日もありました。「やっぱり社員になる決断は間違っていたのかもしれない」と後悔した日もありました。
でも、その度に「もう一度頑張ろう」と立ち上がる自分がいました。

“選んだ道が正しいか”ではなく、“選んだ道を正解にしていく”。

今はその気持ちを大切にしながら、毎日挑戦し続けています。

この経験自体は、どこの会社でもできることなのかもしれません。
だけどnano.だからこそ、“弱さと向き合うことは悪いことじゃない”と気づかせてもらえた気がしています。

まだまだ未熟ですが、自分の夢を叶えられるように、これからも自分自身と向き合いながら、一歩ずつ成長していきたいです。